全自動測定への道のり

「どうすれば、客観的に波動測定できるのか?」が始まりでした。
 

 ■手動プローブから自動プローブへ!

BA model_4では、卓上小型自動プローブを使用します。
従来の測定器は、手でプローブを自分の掌に押し当てる操作を行っていました。 しかし、プローブを手で操作する場合は、以下のような問題点を解決する必要がありました。
① オペレーターの長期間訓練が必要とされる。
② 操作毎に押し圧力、押し当て時間、押し当て周期などが変化する。
③ 操作毎に押し当て個所゙が微妙に変化する。
④ 電圧波形の変化が、生体反応を捕らえたものか誤差なのか判別できない。
以上の問題点解決のめに、プローブ動作そのものをなくしたのです。
そして、自動プローブを使用することで次のような効果が生まれました。
①特定の操作者を教育訓練する必要がない。
②より確実に簡単に測定することが可能になる。
③自動高速測定(1秒1項目)を実現。

■手動による波形データ

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手動操作の場合、明らかに、プローブ操作のズレによる波形のズレが共鳴・非共鳴の変化となって現れています。
自動操作の場合、同一操作の中から共鳴・非共鳴が結果として現れています。
この結果から手動による判定の限界が見えてきます。

■免疫コードによる自動操作波形データ

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自動操作による実験で免疫コードを用いた場合は、共鳴と非共鳴の違いが波形の違いとなって明らかに確認できました。オペレーター経験者であれば、誰もが経験している、共鳴のときは電気の通りが良く、非共鳴のときは何となく電気が流れにくく、プローブが手にくっつくような感じがするという事が、生体の反応として波形に現われています。

■意味のないコードによる波形データ

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同じ方法で、意味のないコードを用いた場合は、図のように波形前半部が非共鳴、後半部が共鳴となり、どちらが共鳴でどちらが非共鳴なのか区別がつけられず、生体が反応していないことが判明しました。
このことから、生体がコードという情報に微妙に反応をしていることが明らかになってきたのです。

 

 ■人体の反応を瞬時に点数化する自動判定ソフト!

■点数システム

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左図のような、電圧波形を以下のように解析することで評価点数を算出しています。 

① 波形前半部の立ち上がりの変化
② Peak 電圧の変化
③ 波形後半部の減衰速度
④ 波形後半部の電圧
⑤ 波形前半部と後半部の比率変化

 

■点数評価について

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BA4は、100段階の数字によって生体機能のバランスを表現します。
例えば、成人は概ね 40 ~ 60 の間で推移しています。
この範囲の中で、大体平均が取れている場合は、被験者のバランスが整っていると判断します。

一般的な傾向としては、平均点から割り出した許容範囲を超えた高得点の場合その項目は、働きすぎを示し、低得点の場合は、逆に働きが低下していることを示しています。但し、項目の意味によっては解釈が変わってくることもあります。
物質を評価する場合、個人のバランスをどのように変化させるか、その影響の度合が評価の基準となります。
個人の崩れたバランスを整えてくれる物質が、個人に合った物質ということができます。